2017年09月23日

中期以降の打ち込み環境。

だいぶ気温も落ち着いて30℃を超える事も少なくなり、集中して打ち込み作業を
するにはもって来いの季節になりました。DTMerの皆様におかれましては、相も
変わらず音符の打ち込みに専念されておられることとお喜び申し上げます。

さて、前回はPC-98とミュージ郎を買った所で以降を端折ってしまいましたので、
その続きを書いてみようかと思います。
余り思い出に浸るのは良くない事だとは思っていますが、何せメインのDTMで
今のところ特に書く記事がないので…(・ε・)



ミュージ郎と言えばRolandが販売していたDTMパッケージですが、ミュージ郎
300の内容物は
1.GS音源 CM-300
2.MIDI I/F MPU-PC98II
3.シーケンスソフト(DynaWare Balladを改変したもの)
4.取説・ケーブル類
5.CM-300用ACアダプタ

となっています。PCがあればこのパッケージを買うだけで、すぐDTMが始めら
れるという物ですね。

MPU-PC98IIをPC-98裏面のCバススロットにズコッと差し込んで、ドライバやら
何やらの設定をCONFIG.SYSに書き込み、配線をして起動します。
DTM01.jpg
PC98DX + MPU + CM-300

このシーケンスソフトはパレットの中から音符を拾い、五線譜に貼り付けて行く
形で入力しますが、慣れるまでには苦労しますね。わずかでもマウスがズレると
違う音が入力されてしまいます。
外部キーボードから直接鍵盤で音程を指定して入力も出来ますが、自分はひた
すら貼り付けて行く形で使っていました。

ちなみにミュージ郎300で初めて打ち込んだのは、After Burner(笑)。


しばらくはこの状態で使っていたのですが、色々と不便に感じて来て…
1.メルコ(現Buffalo)の4MB増設RAMボード(2MBをEMS、2MBをRAMディスク)
2.I・O DATAの3.5"×2 外付けFDD(98DX本体は5"FDDモデル)
3.緑電子の50MB SCSI HDD(50GBじゃないすよ、MBっすよ)
4.メルコのCPUアクセラレータ(80286→80486SX相当だったかな?)

とPCをいじり始めてしまい、しばらく新しい楽器を買わなくなります。

PC-9801DXは発売当時、DA/DS/DXの3機種のうちの最も低スぺな機種だった
ので、パワーアップさせるのが楽しくなってしまいました。
また、PC-98シリーズでFM3音+PSG3音が鳴らせる、いわゆる26音源を搭載
した初機種だった為、音楽聴きたさでゲームに没頭していた頃でもあります。
ゲームのサントラCDをほぼ毎日のように買ってましたね。



やがてゲームに飽きたのと、デカいデスクトップPCに嫌気がさし、ある日突然PCの
セットを丸々一式売り飛ばしてしまいます。本体も含めると最終的には100万近く
かかっていたので、それなりの値段で売れました(笑)。

そして代わりに買ったのが、当時発売直後だったPC-9821Lt/540Aという
Windows3.1のノートPC。i486DX2 50MHz TFT液晶で540MBのHDD。
購入後しばらくしてメモリの価格がこなれて来た頃に、メルコの32MB増設RAMを
載せました。

以降、PCの買い替え数回に1回はノートPC欲しい病を発症するように。


MPUは98DXに付けたまま売ってしまったし、ノートにはCバスがないので、当然
DTMは出来なくなる訳ですよ。
この頃、PCの雑誌か何かで「RS-232C端子でDTMが出来る」という記事を読み、
ダッシュで買いに行ったのがあの伝説の(?)、COME ON MUSIC レコンポーザ
Ver2.5 RS-232C MIDI I/F MA01付きのパッケージです。5万くらいだったかな。

しばらくは9821Lt+MA01+CM-300という環境でDTMをやっていたのですが、
発売直後のSC-88ProをRolandから戴いたのがきっかけで、またDTMにかじり
付くようになります。

DTM02.jpg
PC-9821Lt + MA01 + SC-88Pro

この頃のPCは基本スタンドアロンだったので、DTM以外でやる事と言えばゲーム
くらいでしょうか。プリンセス・メーカーはかなりやり込んだ記憶が。



そうこうしている間ににわかにインターネッツ界隈が騒がれるようになり、自分も
インターネッツ()でネットサーフィン()したい!と買ったのが、某総鉄屑()の
M-770だったかな?Slot-Aの700MHz Athlonが載ったWindows98SE搭載
モデルだったような。

回線は当然56kbpsモデムなので、テレホタイムになったら即ピーヒョロロ~ですよ。
でもM-770ではDTMはやらなかったですね。ほぼインターネッツ専用PC。
DTMは相変わらず9821Ltでやっていました。
PCIバス用やUSB用のMIDI I/Fは当時も探せばあったかも知れないんですが、
ノートの方がダラダラ寝転がって入力したり出来ましたから(笑)。

このM-770、使い始めて1年半あたりから頻繁にビデオカードを見失うトラブルが
起こるようになり、電源ポチした時に「ピーーーーー ピッピッ」と鳴ったら
「あぁ、またか…」と筐体を開けてビデオカードを挿し直ししていましたね~。



やがてそれも面倒臭くなり、SONYのVAIO(PCV-RX52 WindowsMeモデル)を
買ったものの、これまた当時騒がれていた「自作PC」なるものにも手を出します。
初めて作ったのが、
M/B:GIGABYTE GA-7VT600 1394
CPU:Athlon 1GHz (Thunderbird)
MEM:512MB Memory
HDD:30GB
OS:Windows2000
だったような。以降、CPUをAthlon XPに載せ替えたり、メモリ増設、HDD増設など
あれこれやりつつUSB-MIDI I/FのUM-1を購入した事で、このPCがDTMのメインと
なります。
サウンドカードにSound Blasterを導入したので、Soundfontが使えるようになった
のもこの頃ですね。

これ以降も当然M/BやCPU、メモリやHDDの載せ替えに伴ってOSも2000→XP→
7と移り変わり最近まで使っていたのですが、こちらの記事の一番下にあるFM音源
版の製作が終わった所でシステムのHDDがクラッシュ。

長く使っていたせいで環境がもの凄く自分好みに整えられていた為、どうにもすぐに
再セットアップして使う気になれず、結局市販のBTOノートPCを購入しました。
これ以降は最近の過去記事に書いたような流れですね。



…とまぁ、えらく長くなりましたが自分のDTM環境の移り変わり的なものを書いて
みました。

ちなみにDTMに関わる部分しか書いていません。DTMは狭義にはハードウェアの
シーケンサを使ったシステムは含まれず、あくまでPCを使った打ち込み環境の事を
指すようなので、初期の頃以外はハードウェアの楽器については触れていませんが、
この間にもポツリポツリ音源やらシンセやら、エフェクタやらは買っております。
今はもう手放してしまった物も多く、挙げるの大変なんで割愛しますが、ざっと
挙げると…

YAMAHA:RY20,RY30,DTX,MU50,SY77など
Roland:W-30SC,V-Synth,E-215(GEQ),SC-55mkII,D-50など
KORG:Triton,M1,01/Wなど
CASIO:FZ-1,VZ-1
AKAI:S01,ME80Pなど
辺りが良く使った楽器類ですかね~。当時はサンプリングに物凄く興味があったのと、
今ほどアナログ原点回帰の色は濃くない時代だったので、PCMシンセが主流でしたね。
やっぱり今も昔もRolandの音が一番好みかな。

誰かV-Drumください。代わりにDTX(中古)差し上げます(笑)。



一体この記事、誰得なんだ?としか思えない内容ですが、何か記事を書いて義務感を
感じていないと本格的にブログを放置しそうなので、勢いで書いてみただけです。

あ、DTMもまた頑張る予定です(ง •̀_•́)ง



posted by ゆう at 2017年09月23日| Comment(0) | DTM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
最近の記事