皆さまにおかれましては、相も変わらず全裸DTMが捗っておられる事と
お慶び申し上げます。
普段実験用に使っているACアダプタのスイッチが接触不良を起こした
ので、今回はそれを簡単に修理して行こうと思いまする。
実験に使っている電源は幾つかありますが、ちょっとした時に簡単に
使えるマルチAC/DCアダプタというのを最も良く使っています。
これですね~。東京パーツ工業(株)の SWP-12-P というACアダプタ。
結構長いこと使っているのでだいぶ古いようで、製造元の東京パーツ
工業のサイトには載っていませんでした。MADE IN JAPANです。
スライドスイッチの切り替えによって 、
3V/4.5V/6V/7.5V/9V/12V
(実測:3.63V/5.00V/6.34V/8.13V/9.22V/12.40V)
3V/4.5V:2A
6V/7.5V:1.5A
9V/12V:1A
の電源が取れるアダプタですが、スライドスイッチの接点が酸化して
接触不良を起こすようになってしまいました。
接点復活剤でも吹いておけばいいかと思ったのですが、ツマミが樹脂
なので使えません。面倒ですがバラして接点を磨かないとダメですね。
単純にスライドの位置によって2つある接点が個別に繋がり、既定の
電圧になるようツェナーを切り替えるだけの簡単な構造になっている
ようです。
なので、スイッチを切り替えた時に接点が浮く瞬間があり、一瞬だけ
12Vが出ます。
取り敢えずスイッチを外して分解、接点を磨いたは良いものの、中の
バネがどこかに飛んで行ってしまいました。
バネが2つあるボールを押し、そのボールが外装にある溝にはまると
いう作りになっているので、バネがなくなるとスイッチがカチカチと
動かなくなってしまいます。
そうなると電圧の切り替え境界が曖昧になってしまって操作しづらい。
バネ探したけど見つかりませんでした。スイッチが…ヌルヌルです…。
やっぱり接点復活剤だけにしておけば良かった。
で、仕方なく…。
こうなりました。以前作ったベンチ電源で使ったロータリスイッチを
無理やり繋いで、ダイヤルで電圧を変えられる様に。
そんなにスペースが取れないので配線が細めですが、この配線を負荷
電流が直接流れる訳ではなく単純にツェナーを切り替えているだけの
ようなので、細くても問題ないかな。
これで修理完了。ツマミが出っ張っているので少し邪魔くさいけど、
これでまた電圧を可変出来るようになりました。
それにしてもこのアダプタ、電動ドリルを回したりしてかなり過負荷
領域で酷使しているけど全然壊れる気配ないですね…。もちろん長い
時間過負荷で使ったらダメなんでしょうけど。
電子負荷にかけると3V/4.5V出力では短時間なら5A以上取り出せたり
しますし、とても便利です。さすがMADE IN JAPAN。
これからも頑張っておくれ。

