一時的な出力のON/OFFが出来ないのが難点でした。
つど配線を付け外しするのは面倒だし、電源スイッチをOFFっても大容量な
電解コンのせいでちっとも電源が切れず。
なので、ベンチ電源はONのまま出力だけをON/OFFするスイッチを作って、
これを取り付けたいと思います。
当然、スイッチング電源の出力の+側を断続する訳ですが、なにぶん最大で
10A もの大電流が流れるので、負荷によっては小さなスイッチでは接点が
熔けてしまう。選択肢としては、
・15A以上の接点容量のある物理的なスイッチを使う
・接点容量30Aの自動車用リレーを使う
・MOSFETで無接点制御する
となる訳ですが、スイッチやリレーは回路こそ簡単なものの動作時に接点が
チャタるので、あまりよろしくない。
まぁチャタると何が困るのか、現段階では思い浮かびませんが…。
なのでここではスマートにMOSFETを使ったSSR(ソリッドステートリレー)を
導入しようかと思います。
せっかくSSRにするので、UI もこだわりたい。物理的に切り替えるスイッチ
ではなく、1ボタンで押すごとにON/OFF切り替わったらかっちょいい。
という事で、DフリップフロップのロジックIC を使って、押しボタンスイッ
チを押す毎に出力がON/OFFする回路を作りましょう。
こちらが回路図。
たまたま手持ちに MN4013B があったのでこれを使いましたが、たぶん既に
廃番になっているはず。現行商品ならば TC4013BP ですね。
という訳で…。
はい完成。まだMOSFETは実装していません。2SC1815のベースに繋がる
2本の10kΩは基板裏にあります。
スイッチング電源のファンやV/Aメータ駆動部から電源を取る予定なので、
5Vレギュレータ AN78N05 を載せています。ICがMマークの松下製なので
レギュレータも電解コンもMマークの松下製で。どっちもだいぶ古い…。
基板上のタクトスイッチはテスト用で、実際パネルに付ける時は別の押し
ボタンスイッチを並列に入れます。
MN4013B は2回路ですが、片側1回路しか使っていません。
通電すると、まず緑LEDが点灯します。
基板上のスイッチを押すと赤LEDに切り替わります。
以降、スイッチを押す毎に緑⇔赤が切り替わるようになっています。
緑LEDは出力停止、赤LEDが出力中の状態表示です。
ただ一つ疑問が。
IC の出力 Q (2ピン)にMOSFETのGを直結しているので、赤LED点灯時は
MOSFETのGにも+5Vがかかる訳ですが、果たして直結して大丈夫なのか
どうかはまだ確認していません。ゲート抵抗入れた方が良いのかな…。
MOSFET側はG電圧±20Vなので大丈夫ですが、IC が過負荷にならないと
良いのだけど。
今日はここまで組んで、正常に動作する事を確認しました。
MOSFETの IRFZ24N は55V 17A RDS(ON) : 0.07Ω です。
48V 10A の電源に繋ぐにはちょっと心許ない気がしないでもないですが…。
放熱板も大き目の物を用意しなければ。
この回路が正しいかどうか良く分からんけど、次回は実際にMOSFETを
接続して、スイッチング電源の出力を断続可能かどうかをテスト予定~。
※2026/08/10 追記
NE555P 1個の簡単バージョンも作ってみました。

