2023年01月10日

UVフラッドライトの改造

以前の記事でマウスの樹脂部分の黄ばみ取りをしてみたものの、残念ながら
思ったほどの効果が出ませんでした。
紫外線の光量が足りないのでは?と思い新しくUVランプを用意しましたが、
ちょっと使いづらいため事前に改造しておこうかと思います。


UVFloodLight01.jpg

購入したUVランプ。MEIKEE というメーカらしいです。
サイズは 142(W) x 100(H) x 35(H)。
壁に固定するU型の金具やネジが付属していますが、使わないのでポイー。
ちなみにフラッドライト (Floodlight) とは、舞台などに使われる広範囲を
照らす照明です。狭い範囲の照明がスポットライト (Spotlight)。

この手のランプは5Wくらいから100W以上まで様々な物が売られています
が、あまりデカくても扱いに困るので25W品を購入。お値段¥1,600ほど。
30W品も同じくらいの大きさだけど、価格が一気に倍くらいになります。
屋外にも設置できるよう、嘘か真か IP66 防水仕様になっています。

UVFloodLight02.jpg

中華製品でPSEマークがあるの初めて見た気がする。しかもシールじゃない。

UVFloodLight03.jpg

UV LED は 6x5=30粒。100V と書かれているので120VのUS仕様ではなく、
ちゃんとした日本向け製品みたいです。

UVFloodLight19.jpg

1粒のLEDを拡大すると、中にダイが3つ見えます。

UVFloodLight04.jpg

点灯中に撮影すると縞模様が出るので、パルス点灯である事が分かりますね。
試しに5分ほど点灯させた所、結構背面が温かくなります。

大気中での紫外線ランプ点灯は、オゾンを発生させます。この25W程度でも
結構なオゾン臭がするので、長時間の点灯は通気の良い場所で行いましょう。


大抵この手のランプは背面がアルミケースになっていますが、自分が買った
物は樹脂の安い方なので放熱効率は悪そう。

UVFloodLight05.jpg

100円ショプーのUVレジン(365/405nm兼用)に当てたら数秒で硬化しました。
商品説明では 波長:395〜400nm と書かれていますが、以前の比較記事
405nm品のようなドぎつい紫光は出ません。


UVFloodLight06.jpg

早速改造の為に開けようと思ったのですが、前面パネルを留めている8個の
クリップのツメが硬すぎて、1時間粘っても開きませんでした。何じゃこれ。
多分防水の為にキッチリ留まってるんでしょうね~。なので…。

UVFloodLight07.jpg

ツメをハンダごてで溶かし、ラジペンで挟んでねじって引っこ抜いて破壊し
やっと外れました。材質はポリカーボネートっぽい。
どうせ外で使う予定なんてないし防水仕様は不要です。パネル下にはやはり、
シリコンのシールが入っていました。

UVFloodLight08.jpg

電源だけ別モジュールかと思っていましたが、基板一体型です。

4つある8ピンのチップは RM9033GC という型番ですが、LEDドライバで
あるという他は詳しい情報なし。左上の青いZVはバリスタかな。
基板の印刷 OMK-XX-100V-UV-25W でもヒットなし。

UVFloodLight09.jpg

基板はアルミ製、ちゃんとヒートシンクとの間にシリコングリスが塗られて
いました。

UVFloodLight10.jpg

ヒートシンクもそこそこ立派な物が使われています。この作りで¥1,600は
存外安いのでは?

しかし樹脂ケースの中にまるっと収まっているので、内部に熱が相当籠もり
すぐブッ壊れる予感がギュンギュンします。なので…。

UVFloodLight11.jpg

背面パネルをブチ抜いて、ヒートシンクを丸出しにしました。これでかなり
放熱効率が良くなりそうです。


UVFloodLight12.jpg

次に電源コード。

屋外設置が可能な製品なので、コードも7mmの太い物が使われていますね。
しかしこれ強烈に梱包時のクセが付いていて、引っ張っても硬くて真直ぐに
なりません。これは鬱陶しい。

UVFloodLight13.jpg

空きスペースにACインレットをパイルダーオン。

UVFloodLight14.jpg

被覆を剥いたら中の銅線が腐りかけ。鮮やかな銅の色をしていない…。

UVFloodLight15.jpg

気にせず配線して…。

UVFloodLight16.jpg

良し、これでコードが細くなって取り回し易くなった。


UVFloodLight17.jpg

シリコングリスをCPU用の MX-4 で塗り直し。これで更に放熱効率Up。


UVFloodLight18.jpg

点灯させヒートシンクの温度を測っていますが、15分ほどの点灯で60℃を
超えました。ちょっと素手では触れませんね。まじか~。
ケース背面の樹脂に伝えてそこで放熱しているんでしょうが、その程度じゃ
到底間に合わない気がする。

この開口部は90x55なので、40mmファン2機がけで強制空冷にした方が
良いかも知れません。ファンの電源を別途用意する必要がありますけどね。


この辺の放熱対策をどうにかして、そのうちマウスの黄ばみ取りに再挑戦
してみる予定~。



posted by ゆう at 2023年01月10日| Comment(0) | 修理・改造 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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