打ち捨てられていたPS2純正 8MBメモリーカード(以下 メモカ)を¥330にて
ゲット。今回は、これにアクセスLEDランプを付けようと思います。
これまでに買ったメモカもランプを付けていて、これで3個目。特に難しい
作業ではないので、多少でも電子工作をやったことがある方ならすぐ出来る
かと。
※改造自体は簡単ですが、念の為メモカ内容のバックアップを作成しておく
事をオススメします。データが消えても責任は負いません。
SONY純正PS2用メモカ 8MBです。動作チェックをしないまま作業しようと
しているので、壊れているかも知れない(笑)。
裏にある小さなネジ2本を外します。精密ドライバが必要。
ネジを外したら写真のように、ネジで留められていた側を少し開けた状態で
そのまま上フタをスライドさせます。開けるのにちょっとコツが必要。
開きました。東芝のメモリチップ TC58V64AFT が載っています。チップに
表記されたロット番号が 0003 になっているので、2000年 第3週の製造品
(2000/01/09-15)で恐らく最初期の頃、SCPH-10000 付属品と思われます。
TSOPパッケージです。
こちらは昔ランプ付きに改造した、今使っているメモカ。こちらのメモリ
チップは F マークがあるので富士通製 30LV0064 ですね。多分後期の物。
左のチップの上にある水晶振動子 25MHz も小型化されています。
まずケースに穴開け。LEDを出すためΦ3mmの穴を開けます。フタの方も
干渉する部分を削り取っておきます。
作る回路ですが、トランジスタを1個使った簡単なインバータ回路です。

この回路を…。
※写真内の +5V は誤りで、正しくは +3.5V です。
ここに繋ぎます。メモリチップ横の積セラコン両端から+3.5Vが取れるので、
ここのハンダ付けは楽ですね。
問題は、メモリチップ 43ピン:CE (Chip Enable) への配線。ピン間が凄く
狭いので、隣とブリッジしないよう注意します。
43ピン:CE は負論理なので、上にオーバーバー(  ̄ )が付きます。つまり、
メモリにアクセスがあった時に論理 L となり、通常は H になっています。
だからインバータ回路で論理をひっくり返し、アクセスがあった時に H を
取り出している訳ですね~。
1kΩの抵抗がLEDの電流制限になりますが、メモカにアクセスしていない時は
この抵抗に常に電流が流れているので、余り小さな値にすると電流が無駄に
流れてしまいます。超高輝度LEDなら1~2kΩで良いでしょう。
1kΩで約3.5mA。
ちなみに今回はNPNで作っていますが、PNPのトランジスタを使えば消灯時
電流の流れない回路に出来ます。

回路は出来るだけ小さく作らないと、メモカ内に収まりません。
トランジスタはNPNなら何でもおk。LEDは、今回PS2のイメージカラーに
合わせて青色にしました。以前は緑色を使用。
抵抗10kΩが基板に干渉しそうだったので、絶縁のため熱収縮チューブで
くるんでおきました。
上手く配線をまとめつつ、メモカのフタを閉じます。
裏のネジを留めて、改造完了~。
実際にPS2に突っ込んでブラウザからメモカの内容を表示させてみると、
アクセスしている間はこのようにLEDが点灯し、アクセスが終わると消灯
します。成功ですね。
自分が使っている本体は SCPH-30000 ですが、10000 の時とアクセスの
仕方が変わっているように思います。
10000 の時は、常にスロット1と2のLEDがチカチカと点滅していましたが、
30000 は常時アクセスはしていないようですね。必要な時だけメモカ内容
を読み込んでいる感じ。
とりあえずメモカは壊れていなかったようです。
ただ、確か最初期のメモカっていきなりデータが全部消えたりする不具合が
あって、結構な騒ぎになったように記憶しています。
これももしかしたらその地雷付きメモカかも知れないので、使う時は様子を
見ながらですね。あまり重要なデータは置かない方が良いかも。

