おかれましては秋の大豊作全裸DTMが捗っておられる事とお慶び申し上げ
ます。
DELL Inspiron 3470 を使い始めて4ヶ月弱、この所ずーっと気になって
いた問題が解決しました。今回はその備忘録記事。その問題とは…。
ライン入力の音が出ない
です。楽器などを繋ぎたいのだけど、背面のライン入力端子に何を繋いでも
全く音が出ません。一応プラグを挿し込むと一瞬マウスカーソル横に ○ が
表示されるので、何かを挿された事は分かっているみたいなんですが。
左上の青丸端子がライン入力。
で、サウンド系の設定を隅から隅まで見ても、ライン入力に関係する項目が
見つからず、未解決となっておりました。しかし今回ようやくその解決法が
分かったので、忘れない為にも書き留めておきます。
サウンド設定>録音タブを開くもステレオミキサーしかないので、ここから
先の事が何もできません。
DELLの一部PCはオーディオ周りで MaxxAudioPro というソフトウェアを
使用しているらしく、入力・出力端子の管理はこのソフトウェアから設定を
行わないとならないみたいです。
スタート>すべてのアプリ としてインストール済みアプリケーション一覧を
開くと、MaxxAudioPro という項目があるので、これをクリック。
すると、このようなウィンドウが表示されまする。
ウィンドウ内のスピーカアイコンをクリック(1)すると、イコライザ等が表示
されるので、下の方にある詳細設定▲をクリック(2)。すると、
デバイスが接続されているときにポップアップダイアログを
□ 表示する
と表示が出るので、先頭のチェックボックスにチェックを入れます(3)。
そうしたらこのMaxxAudioProのウィンドウは閉じておk。
次にPC背面のライン入力に何か適当なΦ3.5mmステレオプラグをぶっ挿し
ます。すると…。

このようなダイアログが出るようになりました。
ライン入力として使いたいので、ここでは ライン入力 をクリックしOKを
クリックします。
立体音響用にサイドのアンプ、スピーカを繋いだ場合は サイド をクリック
します。
つまりここの設定次第で、青丸端子はライン入力にもライン出力にもなると
いう訳ですね。自分のPCは初期でこのダイアログを表示しない設定になって
いた為、青丸端子がライン出力で固定されていたみたいです。
□ このダイアログを再び表示しない にチェックを入れてしまうと、また音が
出なくなるトラブルに見舞われる可能性が高いです。
プラグを挿す都度どうするか問われるので面倒ではありますが、Maxx~の
設定をまた変更するのは手間なので、チェックは入れないでおきます。
これで一応青丸端子はライン入力と設定された訳ですが、これでもまだ音は
出ません。
ライン入力に設定した段階でサウンド>録音 にはライン入力の項目が表示
されますし、音量ミキサーにもライン入力のフェーダが出て来ます。最後に…。
サウンド>録音>ライン入力>プロパティを開き、聴く タブの
□このデバイスを聴く
にチェックを入れると、ようやくここで接続した機器からの音が出るように
なりました。
これでもまだ音が出ない時は、隣の レベル タブのフェーダが上がっている
事を確認する必要があります。
音が出るまでものすごく紆余曲折ありまして。普通ライン入力に何かを接続
したら、何もしなくても音が出ると思うじゃないっすか。
MaxxAudioProのダイアログが出ないだけで、あれこれ調べては色々試して
面倒な手間を踏む事になるとは思わなかったっす。
しかも、音が出るようになったは良いもののまた別の問題が。
レイテンシが酷い…。
これ前のノートPCもそうだったんですが、ほんの僅かですが音が遅れるん
ですよね。0.2~0.3秒くらい。スマヒョを繋いで音楽を流す分には全く問題
ないんですが、楽器を繋ぐと鍵盤を弾いてから音が出るまでのズレが明確に
分かるので、ものすごく気になります。
シーケンサのリアルタイム録音では支障をきたすレベル。
このレイテンシを無くす方法ってないものですかね…。やっぱりUSB接続の
ASIO対応オーディオ I/Fとか繋がないとダメかな。
正直疲れた。

