ダイを観察してみるだけの記事です。
壊れてしまった PQ1CF1。内部回路が壊れているので、足を付けてももう
この子は使えません。剥いてみましょう。
ハンダごての上に乗せて放置します。
数分放置すると樹脂が熱で脆くなって来るので、プライヤなどでグッと握る
と、樹脂パッケージが簡単に崩壊します。
左右から挟んで潰すのがコツ。面に力をかけるとダイも潰れてしまいます。
更に潰して、余分な樹脂を取り除きました。ヤケドに注意。
これが PQ1CF1 のダイです。大きさは、3.7x2.5(mm)。
更に拡大。左半分がパワー段、右半分が制御段といった所でしょうか。
PQ1CF1 のブロックダイアグラムを見てみますと、VINとVOUT間にある
パワー段を、幾つもの制御回路と保護回路で駆動している事が分かります。
この辺は制御回路。パターン以外、特に半導体らしきものは見られませんが、
これで回路として成り立っているんでしょうか。
少し倍率を下げたもの。かなり細かいですね~。
左側のパワー段はこのような感じ。恐らくですが、個々のトランジスタでは
電流容量が小さいので、数百個を並列に接続して容量を稼いでいるようです。
金色の丸い突起がそれぞれVIN、VOUTのピンに繋がります。
パワー段と制御段の中間にも同じように、複数素子を並列接続している様な
パターンが見られます。
先ほどのブロック図にもある通り、パワー段でトランジスタがダーリントン
接続されているので、1つ前の写真のパワー段とは別のトランジスタがこの
部分に形成されているみたいです。
推測なので間違っているかも知れませんが。
ジッと見ていると、何だかひとつの都市のように思えてきますね~。これら
の写真はスマヒョにマクロレンズを付け撮影していますが、焦点距離が極端に
短いので容易に手ブレやピンボケになってしまうのが難点。この記事用にも
30枚くらい撮影したのですが、大半はまともに撮れていませんでした。
倍率もそれほど高くありませんしね~。普段のハンダ作業で使いたいという
のもありますが、それとは別にこうやってダイなどを観察する為にも、USB
顕微鏡が欲しいところ。
まぁマトモな性能の物は高くて買えないんですけどね…😇
それにしてもダイの観察は飽きない。没頭してしまいますね~。

