2021年の夏にヤマハ PSR-310 のジャンク品を1円で買って、修理や改造を
したのですが、重い・デカい・DSP非搭載・ピッチベンドも非搭載といった
理由もあって、以来あまり出番がありません。
そこで、PSR-310 の鍵盤を PSR-500 と入れ替え出来ないか?と思った訳
ですね。
PSR-310 の鍵盤はずっとソフトケースに入れられていた為、比較的白さを
保っています。それに対し PSR-500 の鍵盤は…。
だいぶ黄ばんでいます。これはさすがに弾いていて萎えるので、ほぼ出番の
ない 310 の鍵盤を 500 とスワップ出来たら良いな、と。
差しあたって問題点は電気的な部分と、物理的な取り付け部分。取り付けに
関しては実物同士で開けて比較しないと何とも言えないので、今回は電気的
接続を見てみようと思います。
これは500/310のサービスマニュアルの鍵盤部回路図です。
500:HD63B50、310:HD63B05 とCPUが違う、310は IC/ と REQ/
に4.7kΩの抵抗と22pFのコンデンサが入っているが、500は直結となって
いる(水色枠)などの違いはあるものの、ほとんど同じ回路ですね。
これもしかしたら、そのまま載せ替えられるんじゃね?🤔
そんな気がします。一応HD63B50/05どちらのデータシートも確認しました
が、電気的特性もほぼ同じみたいです。
50 の方は ACIA (Asynchronous Communications Interface Adapter)、
05 の方は MCU (Microcomputer Unit) と呼び名は違うようですが。
CPUは元の物を使い鍵盤だけをスワップするとなると赤枠部分で繋ぎ替える
事になるのですが、この部分は500と310で配列が違っているし本数も多い
ので、CPU後ろの通信線4本と電源2本でスワップする方が楽かな。
PSR-310では、鍵盤用のCPUは基板の端にあります(赤塗り部分。500は
このCPU部分だけ独立した基板が鍵盤の裏に付いている)。
なので、例によって基板をぶった切ってこの鍵盤CPU周りだけを抽出して
配線を6本引き出し、500側と接続してやれば動きそう。
しかしぶった切ってしまうともはや残された道は分解ババンバーン!しかない
ので、それを避けるには鍵盤とCPUの間で繋ぎ替えるしかない。
どちらにするかは今後の考察次第ですが、出来る限り310の方も音源回路は
残したいかな。MT-750のようにパネルだけの音源モジュール化が出来れば
まだ使い道はあるかも。
いや、でもな…310ってコントロールチェンジがパンとサスティンしか対応
してないしな🙄ベロシティすら対応していないMT-750よりはマシだけど。
取り敢えず今回は考察まで。次は実際にどちらも開けてみて、物理的な取り
付け方法の違いで移植出来るか調べてみます。

