DTMerの皆様におかれましては灼熱全裸DTMが捗っておられる事とお慶び
申し上げます。
今回は、ヨドバシでたまたま買ったデジタル温湿度計を紹介するだけの記事
です。元々買う予定はなかったんですが、昨日辺りから日中の湿度が異常に
感じまして、じゃあ一体どれだけの湿度なんだい?と気になったので買った、
それだけの事です。
タイトル通りの オーム電機 温湿度計 HB-T03B-K です。
時計を内蔵する物など色々出ていますが、時計はいくらでもあるので気温と
湿度が分かれば良いかな、って事でこれを選びました。お値段¥785。
仕様は以下の通り。
温度表示範囲:-5~40℃
温度測定精度:10~40℃で±2℃、左記以外で±5℃
湿度表示範囲:20~95%
湿度測定精度:40~80%で±5%、左記以外で±7%
外形寸法:(約)幅45×高さ58×奥行17mm
質量:約30g (電池除く)
この程度の誤差なら実用上は問題ないですね。表示の更新頻度は約30秒毎。
まぁあまり頻繁に更新しても電池が早くなくなるだけなので妥当かと。
新品CR2032で電池寿命は約1年との事。
電池付属なので、この絶縁タブを引き抜けば電源が入ります。
電池付きは有難い。
まぁ当然開けるよね~。
基板には温度センサと湿度センサのみ。ボトムキャビの方は電池からの線と
冷蔵庫などにひっつける為のネオジム磁石が埋め込まれています。
センサはごく普通のサーミスタと高分子湿度センサ。どこのメーカの物かは
分かりませんでした。
湿度センサは高分子静電容量式と高分子電気抵抗式の2種類がありますが、
これは高分子電気抵抗式の方です。
交流で動作するタイプです。感湿膜の水分量が増えると可動イオンが増え、
電極間のインピーダンスが下がるので、それにより湿度変化を捉えている
模様。
基板の裏?はそれほど複雑ではないですね。
メインとなるICは樹脂モールドされています。空きパターンが結構あるので
別の機能が付いた機種と兼用の基板っぽい。
ボタンはモード切替用ですが温度/湿度の表示には関係なく、単に熱中症予防
指針と快適表示を切り替えるだけです。
一応ボトムキャビは通気用の孔が多数開いていますが、温度も湿度も空気の
対流がないと正確な値が表示されず、反応が悪くなってしまいますね…。
という訳で通気用のスリットを切り取って通気を良くしました。これで中の
センサが丸出しになるので、より変化に素早く反応してくれるでしょう。
ただ、こうするとホコリが付きやすくなるので、そのせいで正常に測れなく
なる可能性も高まりますが…。
以前から部屋で使っている車載用の温度計と比べてもそう大きく変わらない
ので、精度はしっかり出ているみたいです。
ちなみに左の40.2℃表記は、測定用のサーミスタをPCの電源ユニット内部に
突っ込んであるもので、電源の排気温度を表示しています。室温は右の車の
マーク内の表示。
という訳で簡単に紹介しました。今現在だいぶ空気が湿っているような感が
あるんですが、それでも湿度表示は67%程度なんですよね。
ジメッ、モワッとしているので、80%くらいあるもんだと思ってた。冬に
なった時の表示がちょっと楽しみ。なので夏はとっとと終わって下さい。
今年の夏は本当に気温がおかしいので、皆さまもどうか熱中症に気をつけて
生活してくださいね~。
ちなみに自分は今、ちょっと頭が痛いです。

