皆さまにおかれましては、全裸DTM夏祭りが連日開催中な事とお慶び申し
上げます。
今回は、捕獲したアシナガバチをレジン漬けにしてみただけの記事ですな。
先日掃除のために網戸を開けた所、狙いすましたかのようにアシナガバチが
ス~ッと部屋に入って来まして。
それを掃除機で吸い込んでホースにフタをし、4日ほど放置しておきました。
それを紙パック内からサルベージ。
当然ですが死んでいます。死んだ虫はどうしてもこのように、手足が内側に
キュッとなってしまうので、これを真っすぐに伸ばします。
あまり強引に伸ばすともげてしまうので、注意深く。ついでに歯ブラシ等で
ホコリも落とします。これも強くやると頭や胴体がもげるので、丁寧に。
そこそこ綺麗になりました。ではこれをレジンに漬けましょう。
型を作るために、また ヒノデワシのおゆまる を使います。
柔らかくなったら例によって液体ムヒの容器にかぶせて、フタの球状部分の
型を取ります。
型が取れました。結構みっちり貼り付くので、予めフタにシリコンスプレー
などの離型剤を吹いておくべきですね~。
これにまずレジンを少し注いて硬化させておきます。
硬化したらハチを裏返して載せ、更にレジンを注ぎますが、ハチが浮かんで
来てしまうので、頭の方を少量のレジンで先に少し硬化させておいてから、
体が浸るまで注ぐと良いかも。
UVライトで全体を硬化させます。
あまり出力の大きいUVライトで硬化させようとすると、化学反応でレジンが
急激に発熱して おゆまる が溶けて変形してしまうので、まずは外側だけを
軽く硬化させてからいつものUVフラッドライトで硬化させました。
…とまぁここまではそれなりに順調だったのですが…。
せっかくツルツルなムヒのフタで型を取ったのに、発熱でおゆまる が微妙に
溶けて、表面はガサガサに。
まぁこれは完全硬化後に磨けば済む話なのですが…。
裏を見ると気泡だらけ。どうしても硬化の時に表面だけが先に硬化し、その
後で内部が発熱すると気泡が発生します。ハチの体内にあった空気が硬化の
熱で膨張して、表面に出てきてしまったというのもありますが。
レジンを注ぐ時に気泡が入らないよう気を付けているのですが、硬化させる
といつもどこからともなく気泡が現れますね…。
という訳で失敗です。やはり気泡を抜いて綺麗にする為には、真空ポンプと
真空チャンバみたいなものを使わないとダメなんでしょうか。どうやっても
上手く行きませんねぇ。
レジン細工うまくなりたい…。
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