2025年09月11日

激安LCDデジタル温度計

今回は、たまたま見かけて買ってみた激安LCDデジタル温度計がそこそこ
良かったので紹介するだけの記事です。今回で600記事目。


CheapThermometer_01.jpg

良くあるタイプの物ですね~。3個セットで¥500ほど。これ良く見かける
のですが、精度が気になったので買って試してみようかと。測定可能な温度
範囲は -50℃~110℃ なので、結構使い道ありそうです。

まぁ例によって3個も要らなかったけど…。

ちなみに届いた時点で全部電源が入ってました。普通こういうのって絶縁の
シートが入っていて、電池が消耗しないようになっているものだと思うけど。

CheapThermometer_09.jpg

センサの配線長は約1mあるので、様々な場所に設置できそう。

CheapThermometer_08.jpg

サーミスタはシリコンでモールドされているので、液体の温度計測も可能。


CheapThermometer_02.jpg

電源はまたしてもLR44が2個です。


CheapThermometer_03.jpg

当然バラすよね~。中身はそれほど複雑な物ではありません。

CheapThermometer_04.jpg

基板はこのようになっています。ICは当然モールドされている状態なので
型番等は全く分かりません。

電池2個入っているけど並列なんですね。1.5V で動く模様。温度センサの
配線が激細なので、あまり動かしていると千切れますね。

CheapThermometer_05.jpg

基板にショートランドが2ヶ所あります。

CheapThermometer_06.jpg

F の方をショートさせると、単位が華氏(℉)に。

10s の方をショートさせると、表示の更新が速くなります。ショートさせて
いない状態では約13秒、ショートさせると2.7秒くらいになります。

当然更新が速い方が電池の消耗も速くなるので、対象の温度変化に合わせて
切り替えるのが良いでしょう。気温等は遅め、機器の計測では速め、など。
今回は3個あるので、1個だけショートさせた状態で電池の消耗も見ようと
思います。


CheapThermometer_07.jpg

先日購入したオーム電機の温湿度計とほぼ同温度を表示しているので、精度
はそれほど悪くはなさそう。3個とも温度は揃っています。

ただ、熱電対ではなくサーミスタ式でセンサもスリーブに入っているので、
追従性はそれほど良くないです。もっと追従性を上げるには、スリーブから
取り出すか、別の適合するサーミスタに交換した方が良いかも。

今のところ特に用途はありませんが、実験等で使って行こうと思います。



posted by ゆう at 2025年09月11日| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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