2025年10月09日

NE555を使ったPWMモータ制御回路

10月だというのにまだまだ暑い日が続いておりますが、DTMerの皆さまに
おかれましては秋の全裸DTM大会が捗っておられる事と、お慶び申し上げ
ます。

最近どうも暇があるとゲームを始めてしまって、ブログが放置気味ですね。
グラボ無し DELL Inspiron 3470 でもそれなりに遊べる事が分かってから、
ついつい面白いゲーム漁りをしてしまう…。
High School Simulator 2018、サクラスクールシミュレーター、ひみつの
おるすばん辺りを頻繁に遊んでますが、特に学校生活がしたい訳でなくて。
とりあえずキャラが可愛くてエチチなコスがあって、戦闘が出来れば舞台は
学校でなくても別に良いんですが。


さて、先日タイマIC NE555P を大量買いしたので使わなければ勿体ないと
いう事で、今回はPWM回路を作ってモータ制御をしてみようと思います。

555PWM_01.png

回路図はこんな感じです。右側の555の5ピン CNT の電圧を変化させる事で
3ピン OUT が L になるタイミングを変化させる単安定動作回路。


555PWM_02.jpg

ブレッドボードで試作してみました。上手く動いているようです。

555PWM_03.jpg

可変抵抗が発振する最小位置だとパルス幅は16u秒程度です。発振周波数が
12.9kHzなので、パルスの間隔は77.5u秒。なのでデューティ比は約20.6%。

う~ん、5~10%くらいまで絞れたら良かったんだけど。でもまぁ多分短い
パルスではモータが反応し切れないので、これくらいでも良いかな。

555PWM_04.jpg

可変抵抗が右いっぱいの最大ではパルス幅は74u秒ほどなので、デューティ
比は95.5%くらいですかね。


555PWM_05.jpg

555の出力でMOSFETを駆動して、モータを回してみました。

案の定デューティ比が40%を超える辺りまでモータは回りませんね。でも
自力で回転を始められる閾値を超えれば、結構滑らかに回転数を可変出来て
います。

PWMの可変回路はモータから「キュ~…」と音が出たりしますが、この回路
では周波数は12.9kHzで固定なので、ほとんど聞こえませんね。

歳のせいか、段々高音域が聞こえなくなって来て悲しい…。良くあるテスト
動画などでは11kHz辺りから怪しくなって来ます。


ともかく試作は成功したので、これをいずれちゃんとした基板に組みたいと
思っています。そう言えば、555を使ったファンクション・ジェネレータも
作ってみたいんですよねぇ。

ゲームはそろそろやる事がなくなって来たので、しばらく一休みしないと。



posted by ゆう at 2025年10月09日| Comment(0) | 電子工作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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