2026年05月26日

簡単な9V電池チェッカを作った

今回は、9V電池の残量をチェックする簡単なチェッカを作ってみただけの
記事です。

いわゆるバッテリチェッカの類は100円ショプーでも売られていますが、単に
DMMで電圧を測っただけでは負荷が軽すぎて正確には調べられませんね。
単に電圧を測って9V程度あるから使えるだろうと思っても、実際に機器の
電源を入れたら動かない…なんて事が良くあります。

なので、ある程度の負荷をかけながら電圧を測る事にします。


9VBattChecker_01.jpg

使用するのはこれら。以前蟻さんで買ったミニ電圧計、使い切って消耗した
9V電池、負荷抵抗の1kΩ。使い道を思い付かず1年近く放置していた電圧計、
ここでようやく1個目の出番です。

9VBattChecker_02.jpg

電池は底のカシメを開いて中身を抜き、セルの方は捨て。外容器と端子部分
だけを利用します。何かチャーシューみたいなの出て来た。

単純に9V用のバッテリスナップを電圧計に繋いだだけでも十分なのですが、
配線が出ているといずれ千切れてしまうし、どうせ消耗し切った電池がある
のならこれをケースに使った方が見栄えも良いだろう、という事で外容器を
使います。

9VBattChecker_03.jpg

配線も端子と電圧計を直結し、その間に電圧計と並列になるよう抵抗1kΩを
繋ぐだけです。端子の+が電圧計のマイナス側になる点に注意。
この電圧計は電源+側にダイオードが元から入っているので、逆接防止用の
ダイオードは不要。

9V電池は新品だと9.5Vくらいあるので 9.5(V) ÷ 1,000(Ω) = 0.0095(A)、
約10mAを流しながら計測します。20mAなら470Ωですが、簡単に調べる
程度なら10mA前後で問題ないかと。

…いっそ100mAくらい流しても良かったか…?

この段階で電圧計の裏にある半固定抵抗を調整し、正確な電圧が出るように
しておきます。後からは調整出来ません。

9VBattChecker_04.jpg

電池の外容器に7セグ用の穴を開け、電圧計をはめ込んで完成。各パーツの
固定はいつもの通りホットボンドです。
外容器のロゴが逆さになってしまったけど、まぁいいか。

では早速使ってみましょう。


9VBattChecker_05.jpg

左から新品、やや減、消耗と3個の9V電池を用意したので、それぞれ電圧を
測ってみます。( )内はDMMだけで測った電圧。

9VBattChecker_06.jpg

新品:9.20V (9.36V)

9VBattChecker_07.jpg

やや減:8.40V (9.03V)

9VBattChecker_08.jpg

消耗:6.82V (7.50V)

10mAほど流れているので、やや減 と 消耗 は繋いでいる間どんどん電圧が
下がって行きます。負荷をかけるとやはりDMM計測より低くなりますね。


9VBattChecker_09.jpg

最近DMMはhFEやダイオードのVF、導通チェックなどの電流が多く流れる
レンジで電池残量の警告が表示されるようになって来たので、これも調べて
みましょうか。

9VBattChecker_10.jpg

7.47Vでした。だいぶ消耗しているなぁ。そろそろ電池を替えないとな…。
使用推奨期限は2022/09なので、4年近く過ぎてますね。いつ買ったのかは
忘れたけど。

自分の環境では9V電池って未だ結構使っているので、これで残量チェックが
楽になりますな。


☆余談

9V電池の残量を測るのに、BC CUBE という商品があるようです。

BC_CUBE.jpg

こんなの。お値段は税込み¥1,650。

まぁ…どう見ても同じ電圧計ですよねこれ。蟻さんでは1個¥100くらいで
売られているので、中身は¥150もあれば同じ物が作r


おや?誰か来たようだ。



posted by ゆう at 2026年05月26日| Comment(0) | 電子工作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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