は真夏の全裸DTMが捗っておられる事とお慶び申し上げます。
普段使っている電圧可変型のACアダプタが少し前からおかしくなったので、
今回はそれを修理しようと思います。まぁ修理というよりは、ちょっとした
間違いだった訳ですが。
壊れたのはこのアダプタ、東京パーツ工業の SWP-12-P です。電圧を可変
するスイッチをロータリスイッチに交換して使っていたのですが、開け閉め
していたら配線が千切れてしまったので元のスライドスイッチに戻した所、
一番使う5Vだけ正常に出力されなくなりました。
5Vの位置にセットすると12VのLEDが点灯し、出力も12Vです。
このアダプタはツェナーDを使って電圧を可変しているのは分かっていた為、
各ツェナーDに何V品が使われているか調べる為に外し、元に戻したらこう
なりました。
ハンダ付けミスやブリッジショート等チェックするも問題なし。スイッチの
接触不良もありません。正常なのに5Vだけがおかしい。
それぞれのダイオードを確認すると5Vだけは2本直列、他はツェナーが1本
ずつ付いていますね。
5Vのダイオードを外しました。印字が滲んでいて良く分からないのですが、
よーく見てみるとどうも5Vは汎用の小信号ダイオード 1N4148 が2本直列に
なっているようです。
それぞれをショートモードで壊れていないかチェックしましたが、どちらも
正常です。う~ん、何が悪いんだろ…。
以前のロータリスイッチに戻してみましたが、やっぱり5Vだけ正常に出力
されませんね。
ここでふと「ツェナーって普通は逆バイアスで使うよな」と思い立ちました。
基板のシルク印刷は下のスイッチ側が A 、LED側が K になっています。
なので、5Vの2本のダイオードもそれに従って、下側を A にしていました。
あれ?これもしかして逆なんじゃね…?
そう思い、以前のスイッチ交換記事で写真を見返してみると…。
やはり下のスイッチ側が K になっている…!シルク印刷に合わせて逆方向に
付けていた為に電流が流れず、12Vが選択される状態になっていました。
あゝ凡ミス。
写真が残っていて良かった~…。これがなかったらずっと分からないままで
諦めていた事でありましょう。
ダイオードの向きを正した所、5Vレンジが正常に出るようになりました~。
実際に出力されている電圧も5Vです。
ケースに戻して再度動作確認。うん、問題ないようですね。
ロジックICの回路などではいつもこのアダプタで5Vを得ていたので、正常に
動作せず困っていました。
これからはまたこのアダプタをロジック回路の電源に使えそうです。
部品を外す時は安易に外したりせず、外す前の状態をしっかり写真に残して
おくべきですね。次からは気を付けよう。

