2018年12月24日

PS2(SCPH-10000)さん、ついに分解される。

2000(平成12)年3月4日の発売日に我が家へやってきたSCPH-10000さん。
これまでの経緯に書いた通り、どうもEE(Emotion Engine)がお疲れのようで
ゲーム開始から1時間もしないうちにフリーズ、ピックアップを交換しても改善が
見込めないようなので、そのお役目を終えました。

18年と295日もの長きに渡って、数々のゲームで楽しませてくれてありがとう。

君の事は、決して忘れない…。



scph10000_c01.jpg





よし、分解しよう♪



今年最後の不燃物の日も近いので、処分しましょうか。



ピックアップはまだ生きているので、これは保管しておきます。

これまで交換のときはそのまま移し替えていましたが、今回はケースに入れて
保管するので、その為にランドをショートしておきます。

ピックアップを裏返すと、いつものレーザ出力調整用の半固定抵抗が目に入り
ますが、その横に2つの空きランドがあります。

scph10000_c02.jpg

これですね。

これは静電気等からレーザダイオードを保護するためのものです。ここに少し
だけハンダを盛って…。

scph10000_c03.jpg

こうしておきます。

こうするとレーザダイオードのA-K間がショートされた事になるので、静電気等から
守る事が出来ます。新品のピックアップも初めはこのようにショートされています。



あとは、保管できそうな物を片っ端から外して保管しておきます。

・電源回路
・冷却ファン
・電源/OPENボタンモジュール
・トレイ開閉のゴムベルト
・シーク用のステッピングモータ
・トレイ開閉用モータ
・トレイ開閉の検出スイッチ2個
・ピックアップがスライドするレール
・各種フラットケーブル

これくらいでしょうか。あとメイン基板からバックアップ用電池のホルダ、USB端子、
AV出力端子などもひっぺがしておきます。

scph10000_c04.jpg

100円ショップの小物入れに小分けして入れておきます。

電源回路は入らないので別の箱に入れて保管していますが、既に5つもあります。
そのうち2つはPSX用なので、PS2には入りませんが。



もう厚型PS2はまともな個体がほとんどありませんからね~。部品を確保しておく
のも大変です。特にピックアップは希少品。

これからは30000番にまた頑張ってもらいます。




posted by ゆう at 2018年12月24日| Comment(0) | PlayStation2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月15日

SCPH-30000を買って来たのだけど…。

先日遂にぶっこマンしたうちのPS2(SCPH-10000)に代わるPS2を探しに
ハドフへ行って来ました。ジャンクコーナーにはPS3やPS4のジャンクも
数台置いてありましたが、そんなものには目もくれずPS2ジャンク漁り。

15台ほど置かれたPS2を一通り型番チェックすると、10000・50000番が
数台、他は全て30000番台。10000以外どれも封印がちゃんと付いていて
開けた形跡はないものの、かなり使い込まれホコリが詰まった個体が多数。

そんな中30000で封印あり・ファンや吸気口にほとんどホコリもなく値札に
「チェック時CD・DVD読み込みました。トレイが勝手に閉まる。」
と書かれた個体を発見。お値段¥1,620也。
他に比べて使い込み度も低そうなので、こいつをゲット。

SCPH-30000_00.jpg
SCPH-30000

SCPH-30000_01.jpg
封印もちゃんと付いてます



とりあえず外装をマジックリンで綺麗に拭きあげて、トップカバーを開けて
レンズの清掃。トレイの動きが渋いのは軽くグリスアップ。

SCPH-30000_02.jpg
内部はほとんどホコリもなく綺麗


ゲームディスクを入れてみた所、最初の読み込みに結構時間がかかるものの
一度読み込めばそれ以降は問題ない模様。


しかし、ゲーム起動を確認してからリセットを押した所で罠が発動(笑)。




ブーーーーーーーー!




突然本体から聞いた事のない異音が発生。明らかに機械的な、何だかアレが
アレな感じの音がしますね。でもディスクは読み込んでいる模様。そのまま
放置していると…。



ブッ!   ブッ!   ブッ!  ブッ!  ブッ! ブッ! ブッ! ブッ! ブッ!



短い ブ が小刻みに鳴りながら段々間隔が狭くなっていきます。でも読み
込みはしているようで、しばらくすると静かになってゲームが起動。


これはあれだわ。間違いなく何か滑ってる音だわ。

音の正体は、すぐに判明しました。



SCPH-30000_03.jpg

PS2は2本の金属レール(緑)の上にピックアップが乗り、ピックアップから
伸びた樹脂製のレバー(赤)がシーク用モータのシャフト(青)に接しています。

PS2Rack.png
このレバー状のパーツ、「ラック」というパーツらしい。

モータが回ると、らせん状に切られたネジの溝にラックの突起が引っかかり
ピックアップを前後に動かすようになっているのですが、レールのグリスが
劣化して動きが悪くなると、シャフトの上でこのラックが滑ってしまいます。
ブーという音はピックアップが動けずラックがシャフト上で空回りする音。

空回りすると余計にラックの突起が削られ、ますます動きが悪くなる、と。
直さないと悪循環になりますね。

手元には粘度の高いグリスしかないので、金属レールをCRC5-56で軽く洗浄
してからグリスを薄く、薄~く塗っておきました。たくさん塗るとグリスが
かえって抵抗になってしまいますからね…。


これでとりあえずのところ異音がする事なくスムーズにピックアップが前後
移動できる状態になりましたが、シリコングリス等もっと柔らかいグリスを
塗り直さないとダメです。

ラックがシャフトを抑える力も弱くて、負荷がかかると反って溝から簡単に
逃げてしまうというのも問題です。
このラック、10000番台は確かステンレス製だったような…PSXだったかな。

※2024/01/21 追記
PS2PickupStenlessRack.jpg
無くしたと思いずっと探していたステンレス製のラックがPC用工具箱から
出て来ました。こっちの方が強度的に安心出来ますね~。


レーザの出力を少し上げてみたものの、読み込み時間は変わりませんね。

この30000のピックアップはKHS-400Bで、10000のKHS-400Aと形状的に
互換性がないので、小加工してやる必要があります(30000に400Aを載せる
と、ピックアップの初期位置検出スイッチを押せなくなる)。
現状、元の400Bで読み込みは大丈夫そうなのでこのままで。あとはグリスの
問題ですね。


まともな個体のPS2が欲しい…(´;ω;`)。


※2018/12/16 追記

どうにもSCPH-30000は初回の読み込みが遅いので、これまで読み込みには
何の問題もなかったSCPH-10000のピックアップ(KHS-400A)を、30000に
付けてみました。
つまり10000と30000でピックアップを互いに交換し、30000の読み込みが
改善されればピックアップに問題があるという事が分かります。
10000→KHS-400B
30000→KHS-400A
 
になった状態です。

30000番にKHS-400Aを載せると、前述の通りピックアップ形状の違いで初期
位置検出スイッチを押せなくなってしまいます。そこで…。

SCPH30000_b03.jpg

ピックアップの側面に0.7mm厚のプラバンを両面テープで貼り付けて、初期
位置に来た時にスイッチを押せるようにしてみました。仮作業です。


結果としては…


どっちも遅くなってしまった(笑)。


おかしいですねぇ…。

●10000にKHS-400A:読み込みはCD/DVDともに問題ないがEEが乙っている。
●30000にKHS-400B:DVDを認識するまでに30秒以上かかる。

という状態だったのが、ピックアップを入れ替えたらどちらもDVD2層を認識
するまで30秒くらいかかるようになってしまいました。一度認識しさえすれば、
それ以降は何も問題なく読めるんですけどねぇ…。

まぁ時間がかかるだけで読み込みに失敗する事はないので、しばらくは改善
策を考えつつこれで我慢する事にします。



それと30000でシーク用モータのシャフトをピックアップのラックが空回り
して異音を放つ問題。

SCPH30000_b01.jpg

ここが空回りするので、〇の中のネジ2本を外し、シーク用のステッピング
モータを外します。外したら上で使った0.7mm厚のプラバンを小さく切って、
このモータが固定されているフレームの下に挟んで高さを嵩上げし、ネジを
戻して固定。

SCPH30000_b02.jpg
元のラック位置:緑 ・ 嵩上げ後のラック位置:赤

モータの高さが0.7mm高くなった事で、ラックにかかる圧力が増しました。
これで空回りする事は全くなくなり、異音も完全に消えました。



後は読み込みの問題か…。PS2ってなんでこんなにピックアップ周り弱いん
ですかね。サターンもドリカスも、今まで一度も読み込みに失敗したり調整
なんてした事ないのに。

30000の基板に10000のドライブ(ピックアップではなくドライブ丸ごと)を
つないで、いわゆる「ニコイチ」にする手もありますが、10000と30000
では内部構造が大きく違っています。

PS2のドライブはピックアップ、シークモータ、スピンドルモータ、トレイ
開閉モータ、ピックアップ初期位置検出スイッチがあるのですが、10000の
場合はドライブ裏に1枚の小さな基板があり、そこで一度全てが集約されて
から幅広フラットケーブルでメイン基板に繋がっているのに対し、30000は
その小さな基板がごっそりメイン基板に集約されているので、ピックアップ
等は全て直接メイン基板に繋がっています。

また筐体内側の構造もHDD内蔵型になって大きく変わったので、10000の
ドライブをそのまま30000に入れる事は出来ません。
電気的な部分は変わっていないので、ケーブルが届きさえすればそのまま
繋ぐ事は出来るでしょうから、元々のPS2のガワを使わず中身丸出しの
「まな板PS2」にすればニコイチも可能でしょうけど、やっぱり丸出しは
嫌ですね(笑)。


もうPS2のピックアップいじるの疲れたよママン…('A`)。



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2018年12月12日

PS2(SCPH-10000)さん、もはやダメな模様。

今回は写真がなーんもありません。

この所しばらくSCPH-10000のPS2をいじっていますが、やっぱりもうダメみたい
です。自己診断機能を「する」にして一時的に調子良くなったものの、しばらく遊んで
いるとやっぱりフリーズします。

主に三國無双4猛将伝で固まる事が多いのですが、ディスクに細かな傷が多いせい
かと思いディスクにコンパウンドをかけてみました。ついでにPS2もDVD側のレーザ
出力をまた少しアップ。多分これくらいでもう上限でしょう。

とりあえずまたゲームを始めてみます。自己診断機能は「しない」の設定のままで、
最初のうちは凄く調子が良かったのですが…。



「難易度:難しい」で濡須口の戦い、陽平関の戦いと最後まで完走し、それじゃあ少し
負荷をかけてみるかと合肥新城の戦いをスタート。これまたスムーズに終盤まで進み、
「おお、これも完走できるか?」と期待が高まりましたが、孫権配下の諸葛瑾を倒した
瞬間にフリーズ。時間にしておよそ1時間半くらい。



がっかりだよ!



他のソフトではフリーズした事ないんですよね~。無双4猛将伝ばっか。フリーズする
タイミングもその時によってバラバラなので、ディスクに傷があって読めない線は薄い
です。そもそも一度、ディスクが入っていないPS2のメニュー画面でフリーズしてます
からね。
GPU不良に良く見られるような、画面がノイズだらけとかポリゴンの頂点の位置がずれ
るなんて事も起らない。

なので、恐らく元凶はEEでしょうね。



というか、このPS2はこれまでに数回ピックアップ交換しているものの、本体は基本的
に2000(H12)/03/04発売のままな訳ですよ。
今日までで既に18年と283日、164,589時間が経過している事を考えると今でも動く
ほうが驚異的です。機械的な可動部以外にガタが来てもおかしくないくらいの年月が
経過しているので、この個体ももう潮時ですね。

で、何でこんなにPS2にこだわっているのかと言うと、最近のゲームにハードを買って
まで遊びたいと思うゲームがないというのと、PARで改造できないからですかね。
PS3や4って確か改造ツール対策されてるでしょ~。
改造と言っても、壁抜けして通常行けない所に入って楽しむとか、甄姫に剣を持たせる
程度の事しかやっていませんが。

無敵は甘え。



PS2のジャンクの多くはCD/DVDが読めないか、ディスクトレイが開かないという光学
部分や機械的な問題であることが多いので、ファン周りが比較的綺麗で開けた形跡が
なさそうな30000や50000番台のジャンクを買って、今使っているPS2のピックアップ
をそれらに載せるという方法が良さそうですね。



安っぽくて作りがチャチい薄型だけは絶対に嫌(笑)。

週末、照明器具を買いにホムセンへ行く予定なので、その時にハードオフに寄ろう。





posted by ゆう at 2018年12月12日| Comment(0) | PlayStation2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月08日

PS2さん、今度は処理落ちが酷くなる。

最近ずっとPS2ばかりいじってるような気がしますが(笑)。

いじり倒した結果、全くフリーズしなくなりました。どんなに重いゲームで
遊んでも読み込みは全然問題ないのですが、何となく前より処理落ちが酷く
なったような…?

特に真・三國無双4猛将伝が顕著で、チャンチャンバラバラと敵味方が入り
乱れている所で時限弾(炎や氷の球がボンッ!と爆発するやつ)や無双乱舞を
発動すると、一気にスローになります。
高負荷になると一時的にEE/GSの温度が上がるのか動作がもっさりするが、
完全に放熱出来ていない訳ではないのでフリーズまでは行かない。なので
負荷が下がるとすぐ熱が逃げ、温度が下がり元の速度に戻るといった感じ。

ただ昔からやっているゲームなだけに、やはり比較すると「ここ、こんなに
処理落ちしたっけ?」と思う事もしばしば。


もしかしたら、前回の修理で熱伝導シートを交換した際に上手くEE/GSに
接してない状態で組んでしまったかも知れないので、もう一度組み直して
みます。



前回はヒートシンクを外さずヒートシンクの上に熱伝導シートを載せ、その
上から基板を載せて固定する方法で多少横着してましたが、今回は基板の
EE/GSの上に熱伝導シートを載せてからヒートシンクを載せてみる事に。



PS2Heatsink01.jpg

ヒートシンクを筐体から取り出しました。ヒートパイプが1本通っています
が、これはEE/GSに接触する面より凹んでいる為、直に接してはいません。

熱伝導シートは片面ツルツルなものの、裏面はザラザラで細かな凹凸処理が
されていて接触面積が小さそうです。なので、少しでもヒートシンクに効率
よく熱を伝える為、このシートにCPU用のシリコングリスを塗布。



PS2Heatsink02.jpg

このようにセンターウ〇コでグリスを盛ってから…。

PS2Heatsink03.jpg

熱伝導シートをペロンと敷いて、気泡の押し出しとシリコングリスを隅まで
広げるために軽く、まんべんなくシートを押します。



PS2Heatsink04.jpg

ヒートシンク側にもシリコングリスを盛ります。途中で安物の白いグリスが
切れてしまったので、PCのCPUに使う高級なシルバーグリスになってしまい
ました。あぁぁもったいない…このグリス高いのに。



あとは元通り組み立てるだけです。

貼り直しは避けたいので、あらかじめネジ穴の位置を確認してピッタリ合う
場所で一気に貼り付け、ずれないうちに素早くネジを締めてしまいます。
これなら今度は気泡も入らず密着するでしょう。

ちなみに前回記事でヒートシンクを外す時に6本のネジを外すと書きました
が、この6本のうち離れた位置にある2本(写真左側の青〇)

PS2Heatsink05.jpg

はPCMCIAスロットの固定ネジなので、外す必要はありませんでした。
基板とヒートシンクは緑〇の4本だけで固定されています。



さて、組み上がったPS2で早速ゲームをやってみます。無双4猛将伝で、

官渡の戦い>魏軍>難易度・修羅>姜維モーションのED武将

でスタート。マップ左下からのスタートですが、スタート地点で既に大量の
ザコ兵がワラワラしているステージなので処理落ちチェックにピッタリ。

スタートからしばらくは攻撃せずウロウロして兵を自分の周りに集められる
だけ集め、適度に集まったら一気にドーン!

結果としては…まぁ軽減されたかな?作業前にも同じ条件で遊んでいますが、
それに比べたらスローになる頻度は減ったと思います。
でもやっぱり、あちこちの拠点を潰して兵が出て来られない状態にしてから
大将の所へ行くと、そこの拠点からドーッと兵が出て来てガクガクッとなり
ますね。


熱伝導シートではなく銅板を切ってEE/GSとヒートシンクの間に挟むという
手もあるようですが、それは最終手段にとっておこうと思います。

純正パーツのみの元通りの構成では、これ以上の対策は出来ないですね~。


もうちょっと頑張っておくれ、わしの初期型PS2さん。



posted by ゆう at 2018年12月08日| Comment(0) | PlayStation2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月04日

PS2がフリーズ頻発~治ったっぽい?

おととい辺りから、急にPS2(発売日に購入のSCPH-10000)がフリーズする
ようになりました。それまで全く何ともなかったんですけどね~。

PS2初期モデルはCPU(Emotion Engine)、GPU(Graphic Synthesizer)と
これらのメモリを大型のヒートシンクで冷却していますが、ヒートシンクに
直接接している訳ではなく、熱伝導シートを介して接しています。
このシートが劣化して来ると冷却が上手くいかなくなり、使用開始からある
程度の時間が経つと突然フリーズする、という症状が起こるようですね。

PS2はこれまでに何台かジャンクを買っていてこのシートも確保してあった
ので、今回はこれを交換してみようと思います。



なお、分解に関してはネット上に多くのの先人たちの記事があるので、ここ
では詳しい分解方法は割愛します。多分15000でも同じかと。

1.PS2を裏返しネジを全て外す
2.PS2を再度裏返してトップカバーを外す
3.電源基板を外す
4.またPS2を裏返してボトムカバーを外す
5.基板を覆っているシールドを外す

ここまですると、こうなります。

PS2_Freeze01.jpg

矢印で示したコネクタ4つを外し、〇の中のネジを外すと基板が外せます。
EE/GSが熱伝導シートでヒートシンクにへばりついているので、無理な力を
かけないよう慎重に。

PS2_Freeze02.jpg

これが熱伝導シートです。厚みは1.3mmほどで、見た目ただのペラペラな
シートですが、結構な重みがありますね。金属か何かが混入されているので
しょうか。

で、良く見るとシートのちょうどEEが接する部分の真ん中辺りに、明らかに
気泡があったような跡がありますね。
ヒートシンクはシート右側の跡のように面ではなく、幾つかのブロック状に
なった部分が接しているのですが、真ん中だけ接していません。これで良く
今まで何も起こらず動いてたな…。

PS2_Freeze03.jpg

EE側にもうっすら同じ形の跡がついています。やはり気泡が入っていました。
ちなみに自分は購入から一度もこの基板を外した事がないので、元からこの
状態だったようです。カスが残らないよう綺麗に撤去しましょ。


PS2_Freeze04.jpg

SCPH-15000ジャンクから摘出して確保しておいた熱伝導シート。全体的に
しなやかで綺麗なので、元々の個体は余り使われないうちに壊れたようです。
こいつを同じ位置にペロッと置きます。

PS2_Freeze05.jpg

今まで付いていたシートはだいぶ脆くなっていて、剥がす時に破れてしまい
ました。角の辺りはもう元のしなやかさは無く、硬くなっています。初期型
PS2のEE/GSの熱量の多さが分かりますね。

交換後は分解と逆の手順で組み立てるだけです。電源/イジェクトボタンへと
つながる細い線をネジ穴に噛みこまないように注意。



早速電源を入れてみます。いつもの起動画面が出て来たのでここまではOk。

次に適当なゲームソフトを入れてみます。




…あっ。固まった。




今までは30分くらいすると発生していたフリーズが、10分くらいで発生する
ようになってしまいました。リセットして再度挑戦するも変わらず。
しまいには、ディスクを入れていないメニュー画面ですら固まる始末。

う~ん、これはEE/GSの寿命が考えられますね…。恐らくBGAのクラックが
原因か。となるともう完全に修理は不可能です。またジャンクを買って来て
ニコイチするしかありません。

かなり凹みながら、取り敢えずメニューから自己診断機能を「する」に設定
してゲームを起動してみると…。


あれ?フリーズしない。


たまたま調子が良くなったのか、それとも交換した熱伝導シートが馴染んだ
のか。良く分かりませんが、全く問題なくなりました。

これではまだ検証が甘いのか?

手持ちの中で最も処理落ちが激しい(=負荷が高い) 真・三國無双4猛将伝で
遊んでみます。
フリーモードから黄巾の乱、黄巾党勢、難易度・修羅でプレイすると、関羽・
劉備・董卓が本陣に迫る辺りでザコ兵のワラワラ感がすさまじく、毎回必ず
処理落ちしてスローになります。

しかしこれも何事もなく最後の何進まで辿り着き、難なくクリア。この後も
難易度・修羅でワラワラ感の高いステージを幾つかこなし1時間ほど遊んで
みましたが、一度もフリーズしませんでした。これは自己診断機能が効いた
という事なのでしょうか。

しかし、PS2の自己診断はディスクの読み込み最適化を行う機能らしいので、
そうなるとディスクを入れていないメニュー画面でフリーズした理由が不明。
やっぱりBGAかなぁ…。


とりあえずしばらくは再発しないか様子見という所ですね。自己診断機能を
使った状態でも固まるようなら、いよいよ回路にガタが来ているかも。薄型
PS2の安っぽさが嫌いなので、今のうちに厚型ジャンクを確保しなければ。

PS2再版してくれないかなぁ…無理だよなぁ…。
PSクラシックみたいに遊べるゲームが限られてるのも面白くないし。


※2018/12/05 追記

一応DVDのレーザ出力を少し上げておきました。起動時の読み込みも多少は
速くなったような…?



posted by ゆう at 2018年12月04日| Comment(0) | PlayStation2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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